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担当のキャリアコンサルタントが先ほどのような提案をしたのも、「利用者ご本人の覚悟がどの程度のものか」を確認するという意味もありますし、「失敗の確率を下げるためにできる限りの準備をして臨んだほうがいい」と考えたからです。 当のIさんも、「いままでとはまったく違った仕事なので、雰囲気をつかむためにも勤めてみたほうがいいのではないか」と心のなかで思っていたそうです。
早速、求人票をあたり、「ここは」と思われる会社に応募してみたものの、なかなかいい結果は得られませんでした。 結果的に、そうした専門知識については座学でカバーしながら、独立を目指す方向が固まっていったといいます。
その後、喫茶店事業について学ぶことのできる専門学校に通いはじめました。 喫茶店の開業のための手続きから、店舗の管理やメニューといったところまで、一通りの実務を学ぶためです。

その他にも、当社の店舗経営専門のコンサルタントからもアドバイスを受けたり、ご自身の弱点である経理関係の知識を身につけるため、経理財務講座(LCA学院という、LCAが提供する教育カリキュラムシステムのなかの一講座)を受けるために、一週間、大阪まで通ったりしました。 「会社ではコスト管理関係の仕事もずいぶんやらせてもらっていたので、お金のことについてはそれなりに分かっているつもりでした。
ところが、それは店の経営とはまるで違うものでした。 自分かいままでいかに経営や経理などとは縁遠いところにいたのかが分かったので、経理財務講座を受けて、帳簿をきちんとつけられるくらいの知識を身につけようと思ったのです。
それが、いま本当に役に立っています」それらの学習と並行して、開店する場所の選択、資金の工面、店舗のレイアウトなどについても、必要に応じてLCAのコンサルタントにアドバイスを求めながら、一つずつ詰めていきました。 またIさんには、専門家のアドバイスだけでなく、主婦など、店にとって重要な顧客層となるであろう一般女性の意見を聞きたいという思いがありました。
そうした要望を受けて、担当コンサルタントは、コールセンターで働いている女性たち(普段は利用者の条件や希望に見合った求人企業を発掘している)にも声をかけて、Iさんとのミーティングに加わってもらい、「どんな雰囲気の店なら行きたいか」「どのようなメニューを女性客は求めているか」といったことについて、意見を求めたといいます。 「いまでもときどき、そのときに意見を聞かせてもらった女性陣が、この店に様子を見に来てくれるんですよ。

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